はてなブログ初心者の成長日誌

はてなブログ初心者がもがきながら頑張っています。

質よりも量とスピード

年齢を重ねていくにつれて気づくことのひとつに、どんな仕事も質にこだわるよりも量とスピードが肝心であるということだ。若年の時はどうしても質にこだわってしまって時間というものをないがしろにしてしまっていた。クオリティの高さが一番大切だと思っていた。だがしかし現実は甘くなく、自分よりも質の高い仕事をする人たちが世の中には大勢いる。そんな中で若輩者の自分が質という面で勝機があるわけもなく、いつも自己嫌悪に陥っていた。嫌になるのは自分に対してだけならばいいのだが、仕事も嫌になって結局は心を伴わない仕事にクオリティーなど存在しないので、どんどん悪循環に陥ってしまっていた。色んな本や色んな話を見聞きして「とりあえず量をこなしてみよう」と考え方をシフトチェンジすることによって気持ちも楽になり、現在の自分がいる。質にはこだわらず量、音楽で言えばクオリティーよりもたくさんの楽曲を作るということ。100曲作って何も変わらなかったら自分には何も才能はないのだからやめようと思って、量をこなす作業を開始した。
100曲どころか、10曲にも満たないところでものすごく自分が進化していることに気づいて驚いた。あきらかにクオリティーが上がっているし、随所に工夫を散りばめる余裕すら生まれている。そして10曲目あたりから明らかにスピードが向上していた。こだわらない、とにかく仕上げる、そしてそれをたくさんこなす。仕事は質よりも量とスピードであると痛感した。クオリティーはあとからたくさんついてくる。そして現在所属している音楽プロダクションになぜかしらないが優遇されて所属することになった。とてもありがたい。
音楽に関して言えば、たくさん曲を作っていると嫌でも自分の中にあるネタというか泉のようなものが無くなってくる。似たような曲が複数存在してくる。そこでそれを打破しようと動き出す。
自分の知らない曲を聴いたり、コピーしたりする時間もたくさん設けることになった。そしてそのコピーですらも、質にはこだわらず量とスピードを重視する。若年のころはやたら完コピにこだわっていて、ひとつの曲をコピーするのにものすごく時間がかかっていたし、なかなか音が拾えないときはなんて自分は耳が悪いのだろうと思ったりしてそしてまた自己嫌悪に陥っていた。だが今は質にはこだわらず、量とスピードだ。コピーするのも印象深い8小節だけでも構わないし、その曲の骨格部分(例えばそのフレーズがないとその曲は成立しないと思われる部分)だけを分析して抽出してコピーするだけでも構わない。とにかく量をこなすこと。量をこなすことで突然ある日に自分の音を拾い上げる能力が劇的に向上していることに気づく。1日に1曲このコピーをするだけで(質にはこだわらないで)、作曲や演奏、アレンジすべての面で役に立つのは間違いない。

どんなことでも、まずは質よりも量とスピード重視!これは大いなる気づきのひとつだ。